道中学校新人大会
4種目で入賞…雪辱誓う「次は優勝を」
美幌陸上クラブの中学生5人が、9月に帯広市で開かれた北海道中学校新人陸上競技大会の4種目で入賞した。
金兵希空(きら)さん(網走第三中2年)、佐藤莉埜さん(美幌北中2年)、長谷川蓮奈さん(同1年)、田中杏心(あこ)さん(同)の4人が女子4×100㍍リレーで準優勝。田中さんが1年女子100㍍、曽我奏斗くん(大空東藻琴中1年)が1年男子100㍍でそれぞれ6位、佐藤さんが2年女子100㍍で7位に入った。
このうちリレーは出場47チーム中2番目となる50秒86で予選を通過。決勝では51秒01だった。
スピードに乗った状態でバトンを受け渡せるよう練習を重ねて臨んだ。4走にバトンが渡った時点ではトップだったが、1位チームのアンカーの快走の前に涙をのんだ。
金兵さんは「1位が良かった。くやしい」、長谷川さんは「トップでバトンを渡せて良かった」、田中さんは「ラスト50㍍で抜かれたのがくやしい」とそれぞれにレースを振り返る。佐藤さんは「次は優勝できるよう、冬の間走力、体力などを上げたい」と雪辱を誓った。
曽我くんは「優勝が目標だったのでくやしい。スタートで少し出遅れたので練習します」と話した。(浩)
南部忠平記念大会
6種目で優勝含む入賞…土屋くんは大会新で頂点に
美幌陸上クラブの小学生7人が、9月に函館市で開かれた第37回南部忠平記念陸上競技大会6種目で優勝を含む入賞を果たした。
土屋真成斗くん(美幌小6年)が男子6年100㍍で、12秒56の大会新記録で優勝。上山瑠乃さん(東陽小6年)、土屋くん、曽根楓太くん(美幌小5年)、影山大瀬さん(同6年)が男女混合4×100㍍リレーで3位に入った。
このほか、城奏志くん(東陽小4年)が男子4年1500㍍、石川知奈さん(美幌小6年)が女子5・6年共通走高跳でそれぞれ6位。曽根くんが男子5年100㍍で7位、山辺智紗紀さん(東陽小6年)が5・6年共通ジャベリックボール投で8位に入った。
土屋くんは風速1㍍の向かい風の中での新記録。「向かい風の中で良いタイムが出せました。7月の大会でスタートに失敗してくやしかったので、うれしいです」と笑顔を見せる。
腕の振り方などコーチに与えられた課題にこつこつと取り組み、タイムを縮めてきた。現在の自己ベストは12秒44。「今は12秒2が目標。切れたら11秒台が見えてくると思います」と話した。(浩)