北見、美幌などオホーツク管内の中学1・2年で構成される野球チーム「オホーツクbrothers(ブラザーズ)」がこのほど、深川市で開かれた大会「第1回Coco壱番屋cup兼第2回くまのcup北海道予選」で優勝。来年1月に三重県で開催される全国大会への出場を決めた。

　同大会は8チームが参加し、トーナメントで行われた。チームは順調に勝ち進み、決勝で士別のチームと対戦。4回表までは0―5とリードされていたが、その裏の攻撃でヒットが繋がり打線が爆発。一挙6点をあげ、5回にはさらに加点。8―5で逆転勝利を果たした。

　主将の選手(女満別中2年)は「決勝戦で5点リードされても全員で声を掛け合い、気持ちでは負けてなかった」と語り、続けて「逆転した時に受けた声援は経験したことのない凄さで、気持ちが熱くなった」とこの日の試合を振り返った。

　また、全国大会に向けては「全員の気持ちをひとつに力を合わせて最後まで頑張りたい。『一戦必勝』です!」と熱く闘志を燃やしている。

　監督は「チームがひとつになり優勝を決めることができた」と選手達の活躍を讃え、全国大会について「大舞台を楽しんでもらい、経験値を高めてほしい」と語った。(結)