北見市南仲町児童センターの一室に、1日限りのハロウィンイルミネーションが登場した。子ども達はキラキラと輝く室内の様子を宝石や宇宙のきらめきなどに例えながら、しばし幻想的な雰囲気に浸った。
ハロウィン企画の一つ。例年はお化け屋敷などを用意しているが、怖がらせずに子ども達が楽しめるものをと、ペットボトルで作ったオブジェに電池式のライトなどを飾り付けた「キラキラハウス」を制作した。
行事担当職員が中心となって児童クラブ室に1日半ほどかけて完成させた。45㍑サイズ10袋分のペットボトルを用意し、お城風に積み上げてライトの光が拡散するよう防災用のアルミシートを敷いた。
また、プラスチックカップを半球状に張り合わせたキノコのオブジェや潰した2㍑ペットボトルで作ったジャック・オー・ランタン、グルーガンの蜘蛛の巣モチーフを付けたガーランドなど、イルミネーションのきらびやかな中にもハロウィンらしい不気味さを演出した。
キラキラハウスの中は当日まで秘密だったとあり、子ども達は室内に入ると目を丸くして「ダイヤモンドみたいにきれい」「ピカピカの宇宙空間だ!」などと言いながら、じっくりと楽しんでいた。(理)