「第18回U-16陸上競技大会」がこのほど、三重県で開催された。砲丸投の部で北見東陵中学校3年の男子生徒が16㍍02の好成績を記録し、準優勝を果たした。
男子生徒は今大会を含めて過去4回の全国大会出場を経験。前大会では記録がうまく伸びず、「技術では勝っていたのに、周りの雰囲気に飲まれて『心』で負けてしまいました」と悔しい思いをした。
今大会は、9月に自己ベストを更新した大会での動きを思い出して挑んだほか、他の出場選手達とこまめにコミュニケーションを取って励ましあい、心を落ち着かせるよう心がけた。競技では、雰囲気に飲まれることなく投てきを行い、みごと準優勝を勝ち取った。
男子生徒は「勝つためには失敗した(負けた)理由を自分で考えて修正することが大切だと思いました」と笑顔を見せた。
また、今後の展望として「今回は優勝を逃がしてしまったけれど、高校ではインターハイ優勝を目指したいです」と語り、コーチや家族、友人に向け「皆の協力があるから頑張れている。『感謝の気持ち』を力にします」と熱い気持ちを語った。(結)