2026年3月末に閉校する留辺蘂高校の閉校記念事業協賛会の設立総会が11月28日夜、同校で開かれた。25年10月に閉校式典などを開くことが決まった。
同校は、1948年に北見高校留辺蘂分校として開校。52年に留辺蘂高校と改称し、56年に道立に移管した。2000年に普通科から総合学科に学科転換し、これまでに1万200人余りの卒業生を送り出した。協賛会設立に向け、7月に準備委員会を立ち上げるなどしてきた。
協賛会は同校PTAや同窓会、地域住民による振興会、教職員30人余りで組織。設立総会では記念事業として、25年10月12日に閉校式典および同窓生や旧職員など関係者らを招いて感謝を語らう「惜別の会」の挙行・開催を決めたほか、記念誌の発刊も承認した。
総会で会長に選出された同窓会会長(70)は「協賛会メンバーの誰もが経験のない閉校という区切りに向かって知恵を出し合い、皆さんの心に残る立派なけじめとなる記念事業にできれば」と話した。(理)