宿泊税条例の制定など可決

2024-12-17 掲載

(北見市/政治)

定例北見市議会 総務教育・福祉民生常任委

市勤労青少年ホーム内「あおぞらくらぶ」移転も

 定例北見市議会は16日、総務教育常任委員会と福祉民生常任委員会を開き、一般会計補正予算などの議案を審査した。

 このうち総務教育常任委員会では、宿泊税条例の制定について質疑が行われた。宿泊税は、税額を1人1泊につき200円と定め、集まった財源を市の観光振興に活用する。菊池豪一委員(日本共産党)は「税の目的がはっきりしておらず、宿泊客の声を聞いていない中で条例制定の可否を判断することはできない」と市の見解を質問。これに対し、阿部実総務部長は「導入にあたり納税者の理解が得られるよう丁寧に周知していきたい」と理解を求めた。

 このほか、勤労青少年ホームが2025年3月末で閉館するのに伴い、市は同施設内の教育支援センター「あおぞらくらぶ」の移転に要する経費119万円を計上した。計画では、大町の2階建貸事務所に移転し、25年4月1日から供用を開始する。

 菊池委員は宿泊税条例案に対する修正案を提案したが、採決で否決。また、反対討論も行ったが、原案通り可決された。(柏)

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