置戸町常元の鹿の子沢にある名所「虹の滝」が20、21の2日間、ライトアップされた。青と緑色のライトで照られた氷瀑(ひょうばく)が幻想的な光景を生み出し、訪れた人の目を楽しませた。
置戸町観光協会が2022年から実施している。虹の滝は落差13メートルほどで、勢いよく流れ落ちる水しぶきが虹をつくる。12月ごろから、つららや氷の塊が出来上がり「今年はいい感じの氷瀑に成長した」と関係者。
両日合わせて町内外から100人余りが訪れ、厳冬期ならではの表情を見せる虹の滝を背に、記念撮影などを楽しんでいた。家族とともに訪れた北見市の男性(36)は「初めて冬に来ましたが、夏とは違う迫力があり、きれいだった」と話していた。 (理)