同社は毎年、管内の売上上位50社を独自に集計・公表している。ランクインした50社の年商総額は3146億円。前年に比べ4%減少したものの、3年連続で3千億円台を維持した。過去10年間では前年に次ぐ2番目の年商となっている。
ランクイン企業の業種別トップは水産で、14社(前年15社)がランクイン。次いで建設と車両関係が各7社、食品5社、木材4社など。
業種別の年商総額トップも水産で、816億円。しかしランクイン数が前年の15社から14社に減少したため、前年比では17%減少した。年商総額は全体の4分の1を占める。2位は木材で591億円。3位は建設、4位は車両の順となっている。
年商上位5社の顔ぶれは前年と同じで、首位の丸玉木材はこれで57年連続トップ。2位は道東アークス(北見)で202億円、3位の日専連ニックコーポレーション(北見)は173億円。同社は昨年9月に日専連ジェミス(帯広市)に事業譲渡したため、次年度は対象外。4位は丸中しれとこ食品(斜里)で110億円、5位はマルカイチ水産(紋別)で103億円。