美幌町は「コンパクトなまちづくり計画」の案をまとめた。2月20日まで案に対するパブリックコメント(意見募集)を受け付けている。5日には町民説明会を開き、意見を直接受け付ける。
案は1月21日の美幌町都市計画審議会(味噌一郎会長)で承認された。
計画期間は2025年度から20年間。都市計画の目標を「歩いて暮らせる便利なまちづくり」「街並みと緑が調和する、つい出かけたくなるまちづくり」などと設定した。
人口減少に伴い、市街地の空洞化や空き家の増加が進んでいることなどから、現在の市街地より少し小さい東西、南北それぞれ2・5㌔ほどの範囲を「居住誘導区域」に定めた。
誘導区域内の中心市街地、駅前、国道243号沿いの3エリアをそれぞれ拠点に位置付け、行政や商業、医療などの都市機能にかかわる施設の維持や誘致を図るとしている。
案は町のホームページか役場庁舎2階の都市整備グループで閲覧できる。意見を提出できるのは、町内に在住または通勤・通学する人など。
町民説明会は、5日午後6時半から役場で開催。事前申し込みは不要。
詳しくは、都市整備グループ(0152-77-6551)へ。 (浩)