置戸町図書館で長年続く、小学生の発表の場「第52回子どもおはなし大会」が15日に開かれた。今年は同館の開館20周年を記念し、かつて大会に出場していた大人や幼児とお母さんの親子ペアの参加もあり、大会を盛り上げた。
人に伝えたり、誰かと物語を共有する楽しさを感じる場として、置戸の読書月間である2月に毎年実施。伝えることを意識しながら練習する時間も子ども達の成長につながっているという。
小学生と一般13組22人が語り部となり、ペープサートやジェスチャーを交え、絵本や昔話を情緒豊かに発表し、観客を物語の世界に誘い込んだ。
出場した1年生徒は「お話を聞いた人が笑ってくれて楽しかったです」と話していた。 (理)