北見市立中央図書館のボランティアがサクラとパンジーのコサージュを手作りした。来館者を迎える職員の胸元に着けられ、春らしさを届けている。
布絵本の製作や修理、子どものおもちゃ作りなどを行う図書館ボランティアが来館者に季節感を楽しんでもらう演出になればと、職員用に制作した。
エプロンの色に合わせて作られたような優し気なピンク色のサクラと紫や黄色などの明るく華やかなパンジーのコサージュが小さな春を演出している。
このほかにも広報活動などに使用している同館のキャラクター、エゾリス司書の「ヨンダルさん」のマスコット人形も衣替え。卒業シーズンに合わせて制服や袴バージョンを仕上げた。さらには館内で勉強に励む学生への応援の気持ちを込めて消しゴムのかす入れも紙製から布製にアップデートされ、ボランティアの細かな心遣いが図書館運営を支えている。 (理)