ロコ・ソラーレの選手を先生に、子ども達がカーリングの面白さを体験する、クラリーノ・アッヒーくんランドセル基金の「ちびっこカーリング教室in常呂」がアドヴィックス常呂カーリングホールで開かれた。ランドセルの寄贈やふれあい事業を行う㈱クラレが企画し、養護施設の児童らが笑顔の絶えないひとときを過ごした。
2018年、24年に次いで3回目。北見くるみ里親会と遠軽町の児童養護施設北光学園の児童・生徒ら28人が招待された。
小学生は滑って遊んで
中高生はスキップ体験も
先生を務めたのはロコ・ソラーレの吉田夕梨花さん、鈴木夕湖さん、吉田知那美さん、藤澤五月さんの4人。
藤澤さんと吉田知那美さんは小学生を担当。氷上を滑って遊んで、そして転んでしまう子ども達にいつもの太陽のような笑顔で接した。鈴木さんと吉田夕梨花さんは中学・高校生を担当。作戦を指示するスキップの体験まで上手に指導した。
最後は、藤澤さんがダブルテイクアウトやハウスの真ん中に止めるドローショットを披露。子ども達は目を丸くして見入っていた。
昨年の入学時にランドセルをプレゼントされた小学2年の児童が代表し「ランドセルを大事に使います。今日は楽しかったです」とお礼を述べた。 (寒)