
美幌町の戦没者追悼慰霊祭が14日、役場庁舎敷地内「平和の碑」前で行われた。遺族、来賓合わせて41人が出席。大東亜(太平洋)戦争、日清戦争、日露戦争などで命を落とした戦没者429人の霊をしのび、平和を誓った。
国歌斉唱の後、午前11時のサイレン吹鳴に合わせて黙とう。平野浩司町長が「国の将来を思いながら、多くの方が遠い異国の地で亡くなられました。御霊のご遺志を受け継ぎ、郷土美幌町発展のため努力することがご英霊の御心に添うものと信ずるものであります」と式辞を述べた。
遺族代表の刈谷典稔さん(87)、眞田好江さん(84)に続き、全員で献花し、追悼の気持ちを捧げた。 (浩)