協定の締結は、市からの働きかけで実現。まちの活力を高め、地方創生や財政健全化の取り組みを進めたい北見市側と、芸人の新たな活躍の場を模索する協会側の思惑が一致した。同協会と地方自治体との連携協定は全国で初の試みとなる。
さきごろ、都内の浅草フランス座演芸場東洋館で締結式が行われ、辻会長と塙会長が協定書を交わした。協定書には、連携協力事項として「笑いによる人づくり」「イベントの実施及び運営」「SNSによる情報発信」などが盛り込まれている。
協定に基づき、10月に開かれる「北見秋祭」に漫才コンビのU字工事ら3組が出演。その後も1年に1回程度の興行を続け、芸人が来北した際は高齢者施設訪問など興行以外の活動も視野に入れている。
辻市長は「市民の笑顔が元気の源になる。漫才協会と一緒に新たなチャレンジをしていきたい」と話している。
情報発信へ公式SNS開設
市の公式SNS「キタミテケロ~北見にキテ、ミテ、ケロケロ笑って」を開設。今後の情報を随時発信していく予定。また、公式Youtubeで辻市長とナイツの緊急対談の様子を配信する予定。(柏)

