日本政策金融公庫北見支店が毎年作成しているポスター「グラフでみる流氷」の今年度版が完成した。同ポスターには網走、紋別、雄武沿岸(2004年まで)の年次別流氷量と期間がグラフで表示されており、オホーツク地域の案内資料や教材などに幅広く活用されている。
網走のデータは第一管区海上保安本部からの提供によるもの。今年の流氷初日は2月16日、終日は3月23日で、観測期間は昨年より38日短かった。
紋別のデータは紋別市の提供によるもので、流氷初日は2月1日、終日は3月27日。こちらも観測期間は昨年より15日短かった。
このポスターは1994年から毎年作成されており、データは1960年から掲載されている。95年までは5年ごとの記録が掲載され、2000年以降は、05、06年を除き、毎年の記録が掲載されている。
オホーツク管内の自治体や観光施設、中学校や高校などに配布され、地域で広く利用されている。
希望者は、同支店(0157-24-4115)へ。 (知)