美幌町教育委員会は2026年度に、美幌高校に給食を提供しようと検討を進めている。給食を望む声は生徒、保護者ともに大きく、入学者確保の一環として取り組む。準備や試行を経て、8月の夏休み明けをめどに始めたい考えだ。
入学者確保に向けては、町内の関係機関でつくる美幌高校教育振興対策協議会が協議し、学習環境の充実や、高校の魅力を高める支援策を進めているが、入学者の増加までには至っていない。
町教委が25年10月に実施したアンケートによると、生徒の約7割、保護者の約8割が給食を希望していることから、さらなる取り組みとして、提供に向けて準備を進めている。
町教委によると、学校給食センターは一日1400食を提供できる。26年度に予想される提供食数は、高校分を200食と見込んでも1340食で、現時点では十分に可能と判断している。
提供を始めるにあたり食器や運搬機器、高校校舎の一部改修が必要なため、必要経費を26年度予算案に計上。承認を得て準備を進める。4月から7月にかけて数回、高校で試食を行い、人員の配置が必要かどうかなどを検証し、8月の夏休み明けから本格的にスタートする考え。
小室保男教育長は「提供は多くの生徒、保護者が求めており応えたい。さらに知恵を絞り、学習環境の充実などにも実効性のある取り組みを講じていきたいと考えています」と話している。 (浩)