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「フウセンウオ」全国の水族館へ

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2018/01/17掲載(北見市/社会・話題)

佐呂間・男性が捕獲

北見市常呂の海で捕獲された珍しい「フウセンウオ」が12日、茨木県のアクアワールド大洗水族館に送られた。依頼を受けたのは常呂漁協組合員の男性(63)で佐呂間町にある自宅水槽で飼育していた体長3~7センチの6匹を送った。男性は「遠くの子ども達が喜んでくれれば」と話している。

茨木県のアクアワールド大洗水族館にも
常呂の海の豊かさ感じてくれたら

常呂の海で捕獲されたフウセンウオ

常呂の海で捕獲されたフウセンウオ

フウセンウオは北海道周辺の冷水海に生息するダンゴウオ科の一種。腹ビレが吸盤のように変形し貝や岩肌などに吸着して生活するおとなしい魚。丸い体を左右に揺らすように泳ぎ、そのユーモラスな動きが若い女性にも人気を呼んでいる。

 男性は底だて網という漁法でカレイやホッケなどを漁獲しているが、偶然にフウセンウオが混獲される。海に返すこともあるが、数年前から全国の水族館から依頼を受け、10トンの大型水槽で飼育を続けている。昨年暮れには稚内市にあるノシャップ寒流水族館にも交配用として送った。

 男性に依頼が集まる理由は通常、捕獲後の管理が難しく数日で死んでしまうケースがほとんどだが、男性が活魚を出荷するノウハウからフウセンウオを水槽内で数カ月も飼う管理技術を独自に開発したため。魚を弱らせず冬眠状態にしたまま水族館に空輸している。

 アクアワールド大洗水族館は熱帯や寒帯系の淡水魚、海水魚580種、6万8千点余りが展示され、イルカショーなどの人気イベントも多い国内有数の水族館。同館の飼育担当者は「オホーツクの海と呼ぶ水槽にミズダコなどと一緒に展示しています。コロコロとした体型が子ども達に大人気。希少な魚だけに男性には感謝しています」と話している。

 フウセンウオは冷暗状態に保つのが必要なため日に何度も水槽のチェックを怠らない。男性は「水族館で見た子どもたちが常呂の海の豊かさを感じてくれたらうれしい」と話している。  (澄)