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連載 防災を考える

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2019/03/22掲載(北見市/社会・本紙連載)

厳冬期避難所展開・宿泊演習より (6)
車中泊と足湯

氷点下7度の車中泊、奪われる体温
雪を活用した足湯は参加者に好評
「断水時にも」「安眠につながる」

車中泊用に屋外に放置してあった車に乗り込む岐阜県からの参加者ら

車中泊用に屋外に放置してあった車に乗り込む岐阜県からの参加者ら

暴風雪により車両内閉じ込め事案が発生した、と仮定して車中泊演習を行った。

 想定は、真冬の夜、猛吹雪に遭い、車両のマフラーが埋まる可能性がある。エンジンを停止し、車両内にあるもののみで過ごす。近くに民家やコンビニはなく、燃料のガソリンがあまりない。携帯電は圏内でラジオ放送が聞ける。翌朝にかけて吹雪が続く予報だ。

 演習ではエンジンをかけずに屋外に放置してあった車両に1台当たり1人~数人で乗り込み、持ち込んだ寝袋にくるまった。

 主催者によると、車中泊演習を開始した1月26日午後10時ころの屋外(北見市曙町)の気温は氷点下7度前後。当初3時間の体験を予定していたが、開始時刻が遅れたこともあり短縮した。エコノミークラス症候群の発生の危険を避けるためだ。

 体験した参加者からは「疲れもあり、短時間なら眠れる」といった声のほか、「足元が寒い」「少しずつ体温を奪われている感じ」で眠れなかったという感想もあった。

 一方、参加者に好評だったのが、雪を活用した足湯の演習。

 大鍋で湯を沸かし、バケツに注ぐ。温度調節は雪を入れて冷まし、40度ほどに。これを段ボールの中のビニール袋に、参加者の足のすねが浸かるくらいまで入れる。

 参加者からは「気持ちいい」「断水した際にも使える」「安眠につながった」と効果絶大の声が多かった。

 演習をサポートした日本赤十字北海道看護大の大学生達が熱湯に雪を入れて冷ましたり、参加者のビニール袋に湯を注いだり、靴下のまま入れるようにともう一枚ビニール袋を用意するなど担当した。

 参加者からは「足湯はリフレッシュになる」「担当の学生さんとのコミュニケーションにもなり、人のあたたかさも感じた」と、リラクゼーションを語る声が相次いだ。<つづく>

 

運転席と助手席で寝袋にくるまった

運転席と助手席で寝袋にくるまった

足湯に浸かりまったりする参加者

足湯に浸かりまったりする参加者