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土木の魅力を再発見・再確認

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2019/05/16掲載(北見市・美幌町/社会)

河西建設などが大学生にアピール

現場で最新機器を間近に
驚きの精度に、興味深め

「土木」離れに歯止めが掛かれば-と建設土木業の企業が北見工業大学の学生を工事現場に招き、最新測量機器の見学会を行った。ドローンの地上版といわれる測量機器搭載の車両に試乗した学生は「正確な3D点群データをリアルタイムで見るのはすごく新鮮です」などと、大学での研究から一歩出た現場体験に興味を深めていた。

 労働人口減少のなか「土木」に関心を持つ担い手育成を目的に、舗装工事の河西建設(株)(北見市)などが企画。高規格道路美幌バイパスの舗装修繕工事の現場に近い美幌インターチェンジに早朝の交通量の少ない時を選び、北見工業大学の富山和也准教授の研究室で学ぶ社会環境工学系の大学院と学部の6人の学生を招いた。

 用意された車載型移動計測システムのMMS(モービルマッピングシステム)はレーダーとGPS、360度全方向カメラを連動させ、道路を走行するだけで路面やのり面の形状を数ミリ単位でデータ化する。案内役を務めた河西建設の工事係長は「寒暖差などが原因で路面に穴が開くポットホールや、凹凸ができる轍(わだち)の改良工事の際、路面を何センチ削って、何センチ盛るかが瞬時に分かる優れもの」などと説明した。

 搭載車に同乗した学生は、走ると同時に次々と画面に表れる点群図形に見入った。学生達は「1秒間に1万ポイントの精密さに驚いた」「今後はトンネル内壁の小さな変化やのり面崩落の予兆も計測できるのでは」と防災に役立たせる想像を膨らませていた。

 富山准教授は「MMSはまだ導入段階だが、簡易な装置は市町村でも加速度的に導入が進む」と話し、参加した将来公務員志望の社会環境工学科4年男子学生は「間近に見てイメージしやすくなった。この体験が社会に出て役に立つと思う」と話した。(寒)