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続・網走市なぜ休館にしないの?

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2020/03/17掲載(網走市/社会)

「閉鎖せず」で影響は?
調べてみました

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、北見市や美幌町など管内自治体の多くで公共施設を閉鎖するケースが目立つ中、網走市は通常通りの体制を貫いている。社会教育施設の網走市民健康プールは地元利用者が激減する一方、市外から訪れる親子らが目立ち始めたという。こうした“現象”に、練習を休みにしている地元クラブの関係者は「『もやもやした気持ち』になる」と胸中は複雑だ。          (大)

プールに市外の親子 地元民もやもや
クラブ活動は要請なし自粛
新型コロナ対策 明確な方針が必要

■市外の利用者

 先日に掲載した「調べてみました~なぜ休館にしないの?」の続編として、網走市の社会教育施設(体育館、郷土博物館、美術館、プールなど)の利用状況などを調べた。取材中、プール利用者の中に市外の親子らが目立ち始めたことを知り、今回は「閉鎖しないことによる影響」をテーマにすることにした。

■半減

 市民健康プールの管理・運営は、市の指定管理者である日専連オホーツク網走が担う。管理者ではあるものの、施設の閉・開館については、市の方針に従うしかない。

 同プールは市内小中学校が臨時休校(2月27日~3月24日)になってから、来館者に対しては張り紙などで注意を促している(写真)。ただ、入館を断る権限はなく、市の方針に従うのみだ。

 今年2、3月の利用者は集計中ということで詳細は教えてもらえなかったが、「3月の一日平均利用者は前年の半分ほど」(関係者)という。

■自分たちの判断で

 市内には、10団体ほどの水泳クラブがある。臨時休校、道の非常事態宣言を踏まえ、ほとんどのクラブが活動を自粛している。

 子どもを対象にしたクラブの関係者は「感染を拡大させないため、自分たちの判断で活動を休みにしました」。記者の「網走市、または市教委からの自粛要請はありましたか?」との質問には、「ありません」と答えてくれた(3月13日時点)。

■市外から

 同プールの取材では、3月に入り市外からの利用者が目立ち始めたという。受け付け簿があるわけではないが、プール担当者が利用者に尋ねて確認したところ、「北見市や美幌町などから来た方が多かった」という。

 本紙が調べたところ、北見市や紋別市、美幌町、大空町など網走市の近隣自治体は、社会教育施設を含む公共施設の大半を閉鎖している。

 開館している網走市に、閉館措置を取っている近隣市町の住民が訪れ始めているという“現象”が起きているようだ。地元水泳クラブの指導者は「入館させざるを得ないプールの受付の方、平日に市外から親子で泳ぎに来る人、練習を自粛している地元水泳クラブのメンバーたちなど、様々な立場の方が『もやもや』とした気持ちになっていくはず」と予測する。

■利用者の減少

 市内の主な社会教育施設の利用状況(2月25日~3月10日)は、前年同期と比べ減少している。総合体育館においては半減し、小中学生に限ると9割近く減っている。

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 『もやもやした』問題を解決するのは、水谷市長の明確な方針だ。網走市から感染者を出さない、感染を拡大させないため、水谷市長は現場を把握する担当職員としっかり議論をすべきではないだろうか。