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菜に触れて、食べて、関心持って

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2020/05/07掲載(北見市/社会)

山菜専門店「旬菜工房」起業 北見・中野 勝さん(51)

「旬のものは体にいい」古くからの知恵に注目
新型コロナで経済低迷も「攻めて勝ちたい」
人ひと240度

 山菜を扱う店「旬菜工房」が北見市とん田西町(西3号線から西へ約100㍍の南大通沿い)にオープンした。山菜販売は郊外の直売所やスーパーの一部にみられるが、専門に扱う店は珍しく、消費者に喜ばれそうだ。起業した店主の中野勝さん(51、北見市)=㈱プラスコーポレーション代表=は「コロナに負けたくない。こんなときだからこそ」と気合が入っている。

 研究熱心な中野さん。新型コロナウイルス感染対策の殺菌方法や免疫療法などを調べるうちに、おばあちゃんの知恵袋に行き着いた。「旬のものを食べることは体にいい」

 自動車会社、飲食店などを幅広く手掛け、ホームページを自分で作る。情報収集力に長けて、食べ物の有効成分や漢方にも明るい。ギョウジャニンニクの成分のひとつ、アリシンの抗菌作用に着目。「大地と山の力でパワーの源を」と、かつて春には山菜を食べて体調を整えた古くからの伝承を大事に考えた。

 一方で、これまで山菜には縁のなかった消費者層にも目を向け、店内に試食コーナーを設けるアイデアも。料理法や食べ方のアドバイスも行い「山菜に触れて、食べて、関心を持ってもらえれば」。

 もともと「人生の半分を折り返したら、自分で事業をしてみたいと思っていた」。約10年前、起業をテーマに北見工業大学で講演したことがある。講堂の学生に向けて「就職して不満ばかり言うのなら、自分で社長やってみたらいい」と説いた。

 ひとくちで山菜販売と言っても採取・選別から加工、販売まで多くの手間が掛かる。新型コロナにより、社会経済が低迷するなか「自己防衛も必要だが他力本願ではだめ。ドイツ語でギョウジャニンニクは勝利の山野菜。私は攻めて勝つほうを選びたい」と、あえて逆風に立ち向かう。

 新たな入荷状況を発信していきたい考え。営業は午前8時~午後6時、不定休。  (寒)