女子野球・オホーツクスマイリーズ
女子野球・オホーツクスマイリーズ
2020/10/01掲載(網走管内/スポーツ)
大先輩の胸借り、いざ出陣
中学生から社会人選手が所属する女子野球チーム「オホーツクスマイリーズ」が、北見と近隣の70歳以上からなる「北海ベアーズ」との練習試合に励んだ。10日に開幕する北海道大会を控え、大先輩の胸を借りての実戦練習に励んだ。
10日から道大会
古希チーム「北海ベアーズ」と網走で練習試合
試合後の写真撮影
練習試合は、網走スポトレ球場で行われた。当初は1試合のみの予定だったが、北海ベアーズ側の心遣いで、急きょ2ゲーム行われた。
オホーツクSは昨年に結成され、現在は網走市や遠軽町など22人が所属。管内で唯一の女子野球チームで、練習・試合をする環境は決して充実しているとは言えない。
シーズン中、数少ない公式大会が10、11日に札幌市で開かれる。「第6回羊ヶ丘病院杯」で、9チームが出場し実力を競う。北海ベアーズとの練習試合は、同大会に向けた最後の実戦練習となった。
北海ベアーズ監督(79)は「女子野球といえども真剣にやってあげないと失礼になる」と“本気モード”で臨み、自らも捕手として出場した。
オホーツクSにとって“大先輩”との練習試合はたくさんの収穫があったよう。捕手(網走桂陽高校1年)は「リードの仕方がよくなったと思います」、投手、内野手(同)は「声が出ていなかったのが反省点。全道大会ではみんなで声を出してペースをつかみたいです」と張り切っていた。 (大)