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2020/10/01掲載(北見市/本誌連載)

風力発電の再考を

 第3回定例北見市議会において、常呂自治区内に農地・山林の利活用を兼ね合わせた風車7基建設について論議が交わされた。

 現在、北見市役所仮庁舎には「北見市常呂遺跡を世界遺産に!」との垂れ幕が掲げられている。風車建設が遺跡に与える影響について市は極めて少ないとしている一方、建設による森林伐採も懸念される。

 かつて常呂町で行われた、魚場を守るための歴史的な植林運動は全国的に知られている。

 50年前、常呂川を共有する自治体内の工場排水、加えて人口増に伴う家庭用排水により、沿岸の漁業資源が汚染され、水揚げ量も激減。常呂漁業協同組合は、住民を巻き込み「常呂川汚染防止決起大会」を開催。それを皮切りに関係自治体、企業に改善を求め、自らも「森林(もり)は海の恋人、川は仲人」とのスローガンを掲げ川沿いの山林を購入して植林運動を開始、現在に至る。

 上流の置戸町の山林も購入し、孵化場を建設。その孵化場も建設後5~6年は豊かな湧水があったものの、周辺の森林伐採後に植林されなかったため保水量が減少。さらに植林が求められた。

 常呂住民運動こそ自然災害を防ぐ貴重な教本である。行政は先人が培ってきた歴史に学んでこそ「住民自治」といえるのではないか。風車建設の再考を望む。   (女性・82歳)