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高齢者の「セルフネグレクト」

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2021/06/03掲載(北見市/社会)

北見でも増加傾向

独居者増加で全国的に社会問題化
在宅で社会から孤立、財産・健康管理が困難に
市のごみ出し支援事業が新たな見守り担う

 高齢化とともに独居高齢者の増加が進む中、一人で暮らすお年寄りの“セルフネグレクト(自己放任)”が全国的に社会問題化している。自分自身の心や体のケアを放棄してしまうセルフネグレクト、それに近い状況が北見市内でも増加傾向にあるという。

 セルフネグレクトとは、在宅で「介護・医療サービスを拒否して社会から孤立し、生活行為や心身の健康維持ができなくなっている状態」「生活環境や栄養状態が悪化しているのに、それを改善しようという気力を失い、周囲に助けを求めない状態」などと説明されている。

 市介護福祉課によると、加齢による生活能力や意欲の低下、認知症などで財産管理や健康管理が困難になり水道や電気などのライフラインを止められたり、家の中がごみ屋敷状態になるケースがあるという。

 セルフネグレクトは、高齢者虐待防止法の5類型(身体的虐待、心理的虐待など)に該当しないが、市は「虐待に準じた対応が必要」とし、高齢者福祉や医療、生活支援などの関係組織でつくる高齢者等支援ネットワークで支援に向けた協力を呼びかけている。

 セルフネグレクトは民生委員や町内会、地域包括支援センター、近隣住民の通報などで見つかる場合もあるが、問題が潜在化して発覚しにくい側面もある。

 早期発見・早期支援につなげるために同課は「周囲の見守りが重要」としており、6月に運用を開始する見守りを兼ねた高齢者向けごみ出し支援事業が新たな見守りの“目”に加わる。 (柏)