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網走市 緊急送信、大丈夫?㊦

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2021/06/25掲載(網走市/社会)

防災ラジオの普及伸び悩む

 網走市は、地域FM局と連携した災害対策に力を入れる。地域FM局の開局は、水谷洋一市長の公約にも盛り込まれ、市は75歳以上の市民らを対象に防災ラジオを無料貸与しているが、貸与率は上向かない。また、市は災害時の緊急情報をFM放送で発信するとしているが、FMラジオの聴取率については「把握するのが難しい」としている。            (大)

貸与率5~6割で推移
地域FM局の聴取率把握できず

■何人持ってる?

 防災ラジオ(1台約1万円)の無料貸与は、2019年12月に開始。貸与対象者は (1)75歳以上の高齢世帯(約4500世帯) (2)災害時要援護者(約300人) (3)区長・町内会長(約180人) (4)民生・児童委員(約100人) (5)70~74歳の貸与希望者-で、関連事業費は約7400万円。(※対象世帯数は19年3月末時点)

 緊急放送の効果を高めるためには、防災ラジオを自宅などに設置する市民を増やすことが重要だ。市が75歳以上の市民に無料貸与した防災ラジオの貸与率は次の通りだ。

▽20年3月末=43.19%

▽21年3月末=58.66%

▽21年6月15日時点=57.81%

 防災ラジオの貸与率は、5~6割前後で推移している。市は、地域FM局の弱電波エリアの解消に力を入れる一方で、貸与率の向上にも知恵を絞っている。

■何人聴いている?

 市と地域FM局は、「災害発生時における緊急放送に関する協定」を結んでいる。協定項目には、地域FM局は災害時、市が緊急放送できない場合、市の要請に基づき災害放送を行う-という内容が盛り込まれている。

 ラジオによる緊急放送は重要だ。市の貸与する防災ラジオ以外でも、地域FM局の放送を聴くことができる。

 市に地域FM局で放送する番組の聴取率を尋ねたが、「把握するのは難しい」との回答。聴取率については、地域FM局の開局以来、網走市議会などで度々、質問が上がっている。市の答弁は一貫して「把握するのは難しい」だ。

 「緊急放送の効果を高めるため、協定を結ぶ市は独自に、市民アンケートなどを通じて大まかな聴取率を把握する必要があるのでは」との本紙取材に対し、同課は「そのような考えもある」と答えた。