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2021/06/29掲載(北見市/社会・本誌連載)

ビートルズの来日公演 熱狂を思い出す品々

北見の古屋敏文さん(73)
武道館初日、夢切符が当選
写真誌には自分の姿も

 1966(昭和41)年、東京・日本武道館で行われたビートルズの来日公演。北見の古屋敏文さん(73)は、熱狂する会場の中にいた。50年以上経った今でも、日本公演のパンフレットや当時古屋さんが会場にいたことが分かる写真誌など、ビートルズグッズを大切にしている。

 古屋さんは16歳から19歳まで、東京で暮らした。ビートルズの来日公演があったのは18歳の時。当時、髪型を真似て伸ばすものの、職場に切るように言われてしまったこともあったというほどビートルズファンだった。

 チケットが当たる歯磨き粉の懸賞に応募し、5口応募したうちの1口が当選。「職場に歯磨き粉の会社から封書が来ていてチケットが入っていた。夢のようでしたね」。

 激しい争奪戦を制して手にしたのは、通路の横の3階席、初日のチケットだった。ドリフターズなどの日本人の前座を含め、ビートルズの公演を楽しんだ。「確か『ペイパーバック・ライター』を新曲として初めて聞いた気がします。『イエスタデイ』の時、会場が一番静かになったのを覚えていますね」と振り返る。

 19歳の時に北見に戻った古屋さん。来日中のビートルズに密着して撮影した、写真家・浅井慎平氏のフォトブックを見ていた妹が、あることに気づいた。「来日公演の客席の写真に、自分が写っていたんです」と目を輝かせる。

 来日公演を見た証にと大切にしていたチケットは無くなってしまったというが、このフォトブックが紛れもない、歴史的瞬間に立ち会った証拠になった。

 このほかにも、来日公演のパンフレット、LPレコードなど、貴重なビートルズグッズの数々が今でも大切な宝物だ。「ジャズが好きな今でも、ビートルズは好き。ビートルズはとにかくかっこいい。音楽的にもこんなグループはもう現れないと思います」と思いは尽きない。   (菊)