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雨降らない網走2カ月

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2021/07/30掲載(網走市/社会)

7月「5㍉」、記録更新か

 オホーツク管内で、「雨が降らないなあ」と感じている人は多いはず。網走市内においては、公共施設の芝が枯れたり、公園の花の元気がなかったり。農家さんに話を聞くと「ちょっと厳しいね」とぽつり。今夏の降水量を調べてみると、記録的な少なさだということがわかった。       (大)

月間降水量が6月から一桁台
農家「厳しくなってきた」

■観測データ

 記者はまず、気象庁のHPから網走の降水量データを入手。そして網走地方気象台に話を聞いた。

 月ごとの合計降水量データを見て驚いた。今年6月は「9.5㍉」、7月は「5㍉」(27日時点)となっており、過去の両月の記録をさかのぼっても、一桁台の月間降水量をなかなか見つけられなかったためだ。

 2011年から10年間の平均降水量は、6月「93㍉」、7月「88㍉」。今年の降水量がいかに少ないのかがわかる。

 網走の降水量の観測は、1889(明治22)年から始まった。6月の降水量が最も少なかったのは1932(昭和7)年の「3.3㍉」で、今年6月の「9.5㍉」は、観測開始から2番目に少ない降水量だった。

 7月の降水量が最も少なかったのは、1980(昭和55)年の「10.5㍉」。今年7月は「5㍉」(27日時点)で、このままいくと観測開始以降の最少降水量記録を更新するかもしれない。

■なぜ降らない?

 今年6月と7月の降水量が少ない要因について、気象台の担当者によると、太平洋高気圧の勢力が強いことによって、梅雨前線が北上しないため、網走にまとまった雨が降らないのだという。台風の進路コースによっては広範囲にまとまった雨が降る可能性もあるらしい。

 同気象台によると、「今後(7月27日からの)1週間は網走にまとまった雨が降る予報は出ていません」。ひょっとすると、雨不足は深刻化するかもしれない。

■影響

 市内にある道立オホーツク公園てんとらんどは、サッカーコート1面ほどの広さがある多目的スポーツ広場の利用を7月末まで休止にしている。雨不足による芝枯れがひどいためで、「雨が降るのを願うしかありません」(担当者)

 道立北方民族博物館の前庭に敷かれた芝も全体的に枯れ、茶色くなっている。

 市内農業の男性は「7月には雨が降るだろうと期待していたのだけれど、このまま雨不足が続けば(収穫は)厳しくなるかもしれない」と話していた。