即応機動連隊に改編で隊員増へ

2021-09-08 掲載

(美幌町/社会)

陸自美幌駐屯地 第6普通科連隊

 陸上自衛隊美幌駐屯地の第6普通科連隊が、即応機動連隊に改編される見通しが強まった。防衛省が2022年度予算の概算要求に含めて発表したほか、美幌町にも説明資料が届いた。改編で美幌駐屯地の定員は50人ほど増えるとみられる。

防衛省が予算の概算要求、町にも資料届く
「安定的な経済効果にもつながる」と期待

 防衛省の概算要求によると、第6普通科連隊が属する第5旅団(帯広)は機動旅団に改編。第6普通科連隊は第6即応機動連隊(仮称)に改編される。

 一方で、美幌駐屯地のもう1つの主要部隊、第101特科大隊は廃止。この改編の差し引きで、駐屯地の定員は約930人(21年度末)から約980人(22年度見込み)になるという。

 即応機動連隊は、普通科中隊に加え火力支援中隊や機動戦闘車隊などが加わり、災害時を含めた有事の際の機動力や展開力が高い特徴がある。

 第5旅団は美幌のほか帯広、釧路に3つの普通科連隊を抱える。国が14(平成26)年度に示した防衛計画の大綱に基づく計画では、将来的にこのうち1つの連隊を即応機動連隊にするとみられていた。

 美幌では、町内の関係団体でつくる陸上自衛隊美幌駐屯部隊充実整備期成会や、美幌駐屯地隊区の2市8町などでつくる美幌地方自衛隊協力会などが陳情活動を続けてきた。

 両会会長でもある平野浩司町長は「地域の声が反映され、感謝したい。まだ概算要求の段階。特科大隊廃止の影響を最小限にとどめることなど引き続き配慮を求めて参りたい」と話した。美幌商工会議所の後藤哲也会頭は「長年の要望がかなった。定員増は安定的な経済効果にもつながる」と期待した。  (浩)

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