上達めざし「おとなの書道教室」

2023-06-01 掲載

(置戸町/文化)

置戸町で公民館講座開く

のし袋、芳名帳…字が上手だとカッコいい

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 置戸町中央公民館でおとなの書道教室が開かれ、筆字の上達をめざす町民が受講した。

 字のくせはなかなか直せず、もっと上手になりたいと思っている町民が多いと想像し、町教委が企画。20歳代の女性をはじめ「この年齢になっても字はきれいになりたい」という70歳代の男性まで幅広く受講した。

 講師は町内で子どもらが通うむつみ書道教室を開設する米本暁永さん(39)。文字の点画の間隔や余白を整えて釣り合いを良くするなど「理論だてて練習することで初めて書く字でも応用が利きます」と縦線と横線のバランスをまず練習した。

 のし袋や芳名帳に書く機会があるという受講者も多く、「寸志」「おとし玉」などの書き方について「かい書よりも行書の場合はかえってゆっくりと」などと習った。

 米本さんは「思っている以上にメリハリをつけると美しく、かっこよく見えます。一本の線の変化を楽しんで」とアドバイスしていた。

 受講者は「筆字は苦手だったけれど、もう少し練習したくなりました」と自分の名前のお手本を大事そうに持ち帰った。(寒)

キーワード

  • 書道教室

関連記事

検索フォーム

キーワード

地域

表示順

 

カレンダー