北見警察署と同署管内の訓子府町、置戸町は3月28日、「犯罪被害者等支援に関する協定」を結んだ。被害者から相談や見舞金の申請などを受けた場合、警察署に情報を照会し、状況を確認できるようになる。
同署庁舎で締結式が行われ、幸崎利弘北見署長、伊田彰訓子府町長、深川正美置戸町長が協定書を交わした。
幸崎署長は「被害家族の無念さやいたみは察するに余りある。締結によりさらなる密接な保護に努めたい」とあいさつ。伊田町長は「個人情報保護の観点から知り得ないものもある。セーフティネットの強化により町民もより安心してもらえるのでは」、深川町長は「これで3月議会の決議が有効なものになる。二次被害を防ぐためにも、素早い対応で安心安全へサポートしていきたい」と話した。(寒)