スポーツと福祉を融合させた活動に取り組む、網走市のNPO法人オホーツクスポーツクラブ(半澤祐介理事長)の創立20周年記念式典が、網走セントラルホテルで開かれた。
同クラブは網走体操協会を前身に、2004(平成16)年1月にNPO法人の認可を得た。「障がいのある子、ない子も同じ環境を共有して、社会の成員の基礎を育む」を理念に、体操や音楽を中心とした活動に取り組んでいる。また、障がい者の就労支援として、原木シイタケ栽培も手がけている。
記念式典には、月面宙返りで有名な塚原光男氏や日本体操協会長の藤田直志氏ら約130人が出席。半澤理事長は「20年間の歩みは通過点。今後も網走市の体操競技の普及と発展、そして福祉行政の一翼を担っていきたい」などとあいさつした。(大)