大空町内でピアノを学ぶ大空女満別小6年女子児童と大空女満別中3年女子生徒が、18日に東京都で開かれた全国大会「2024ピティナ・ピアノコンペティション」デュオ部門連弾中級Aでベスト14賞を受賞した。
2人は6月の北見地区予選、8月10日の北日本道東地区本選を経て全国大会に臨んだ。出発前日の16日には、大空町の松川一正町長を表敬訪問。「普段の練習の成果を出し、納得の行く演奏をしてきてください」と激励を受けた。
全国大会には29組が出場。2人は「25の連弾練習曲Op135─7」(ベルティーニ)など2曲を演奏。金、銀、銅の各賞に次ぐ入賞に小6年女子児童は「緊張したけれど、ミスなく演奏できました」、中3年女子生徒は「練習通り弾くことができて良かった」と入賞を喜んだ。
2人を指導するぴあの・ふれんど・くらぶの女性は「最初の1音がとても良い響きで、大舞台で安定感のある演奏ができました」とたたえた。
2人はこのほか、8月6日に札幌市で開かれた毎日こどもピアノコンクール本選会連弾の部でも優秀賞を受賞。来年3月の受賞記念演奏会への出演権を得た。(浩)