サケ釣り愛好家によるルール・モラル違反行為が社会問題化しつつある中、網走市は独自のルールを策定し、理解と協力を求めている。
独自ルールは、市内の大学や漁協などの関係者からなる「同市さけ・ます等遊漁環境対策検討委員会」の提言を受けて策定。海岸に杭を打つなどした「場所取り」「テントの常設」などを禁止した。
禁止ルールのほか、「釣竿は3本まで」「釣る尾数は3尾まで」などとした、釣り人の自主性を求めたルールも設けた。
同様のルールは、斜里町が先行して策定。小清水町も足並みをそろえ、自治体の垣根を超えた共通ルールを導入し、釣り人のマナー・ルール違反行為を減らしたい考えだ。(大)