スマートフォンの安全使用教室が4月21日、美幌高校で開かれた。全校生徒約150人がインターネットの危険性などについて学んだ。
モラルを守ったスマホの使い方ができるようにと開催。講師は有限会社イワイ(湧別町)代表取締役の岩井孝浩さん。岩井さんは、ウインドウズの基本ソフト開発に携わった自らの経験などを元に、SNSなどインターネットにかかわるいじめや名誉棄損などの事件を紹介。「投稿を消したとしても、ウェブサーバー上には情報が残るので、1年後でも調べることができます」と話し、衝動をコントロールし、投稿に注意を払う大切さを訴えた。
その上で、「自分は(サイバー犯罪に対応する)ホワイトハッカー。何かあったら相談してください。絶対に助けます。インターネット上のくだらない出来事で命を落とすことなどない。こんな人がいることを覚えておいてください」と呼びかけた。
このほか、スマホの長時間利用で急性内斜視が増えていることも紹介した。(浩)