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自殺者防げ、計画策定

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2019/07/02掲載(網走市/社会)

網走市が市民の悩み対応に

 網走市は、自殺防止対策の指針とする計画を策定した。自殺の背景にある、人間関係のトラブルや生活困窮、育児などで悩む市民に手を差し伸べられる体制づくりや人材育成につなげる狙い。網走市においての自殺死亡率は全国と比較して若者や高齢者の割合が高く、市は同計画の概要版パンフレットを配布するなどして理解と協力を求めている。

高齢者、子ども・若者ら重点
概要版パンフを配布

概要版パンフレット

概要版パンフレット

 同市自殺対策行動計画は、「ともに生きる網走」とのタイトルを加えて策定。計画期間は2023年度までの5カ年で、網走市において自殺対策を図る上での指針とする。

 計画では、基本施策として「地域におけるネットワークの強化」「住民への啓発と周知」「生きることの促進要因への支援」「児童生徒のSOSの出し方に関する教育」などを掲げた。「自殺対策を支える人材の育成」では、自殺を防ぐゲートキーパーの養成講座企画や市民団体向けの研修会を提案することなどを盛り込んだ。

 市によると、2012(平成24)年から5年間の網走市の自殺者は47人(男性30人、女性17人)。自殺死亡率は国、道より高い状況にある。

 自殺死亡率を年代別で見てみると、網走市の場合は、男性が20代と30代で、女性は70代の割合が、国や道の数値より高くなっている。

 こうした状況を踏まえ、市の同計画では重点施策として、「高齢者」「子ども・若者」「生活困窮者」に絞った対策を具体的に示している。

 市が同計画を策定する背景には、2016年に改正された自殺対策基本法の施行がある。日本では1997年に自殺者が急増して社会問題化し、市も国の流れに同調する形で同計画を策定した。

 市はこれまでも24時間対応の「北海道いのちの電話」通話料補助、自死遺族の会の運営などを手がけている。

 同計画の概要版パンフは網走市役所やエコーセンター、市保健センター、各コミセン・住民センターなどで配布している。

 問い合わせは市保健センター(0152・43・8450)へ。(大)