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検証 前後で違うナンバーの車 番外編

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2019/08/27掲載(北見市/社会・本誌連載)

ナンバー鑑定「不正なし」

 前後でナンバーが違う車が存在していた問題で、7月に車の持ち主である北見市留辺蘂の男性を訪ね封印のある後ろ側に正しいナンバーを取り付けた北見運輸支局は、車検証に記載されていないひらがな「さ」のナンバープレートを一時回収し、関係機関を通じて鑑定を依頼していた。その結果をこのほど、男性に報告した。

さび酷く、ボルト外しに苦戦
車検時の見落としは不明のまま

取り外された「さ」のナンバー。素人の目では裏側を見ても抹消登録後に使用防止のための穴や裁断の跡は認められず。この後、鑑定に回された。

取り外された「さ」のナンバー。素人の目では裏側を見ても抹消登録後に使用防止のための穴や裁断の跡は認められず。この後、鑑定に回された。

 車検証に記載されていない「さ」のナンバーを男性の車から外したのは7月26日。北見運輸支局長らが車検証に記載の正しい「す」のナンバープレートを持参し男性を訪ねた。後ろ側のナンバーを外すため封印を破壊したところ、現れたボルトは酷くさびており、ドライバーも六角レンチも使えない状況だった。

 「これは3、4年でどうにかなる(さびる)ような状態じゃないでしょ?」という男性の声に、支局長らも同意するほど。そこで男性の車を預かっていた整備業者の手を借りることになった。ボルトを外すため試行錯誤するも外れず、ついにボルトの頭がねじ切れた。ドリルを使って古いねじを取り除き、ねじ山を切り直し、小一時間かかってようやく正しいナンバープレートに交換できた経緯がある。

 取り外した「さ」のナンバーについて北見運輸支局は「裁断跡などがないか、調査したい」とし、関係機関の北海道陸運協会に依頼。札幌にあるナンバープレートを製作する会社の社長が鑑定したところ、ナンバーは同社が製作したもので間違いなく、偽造や変造の痕跡がない、ということが明らかになった。

 鑑定結果とともに、再使用防止のために穴が開けられた「さ」のナンバープレートは、当初から希望していた通り男性の手に戻った。男性が「(ボルトが)これだけさびていたのだから、最初(以前の所有者が札幌ナンバーに変えた平成14年)からこのナンバーが付いていたんじゃないか」と質問すると支局長は「想像の域を脱しないが、その可能性がある。私達もそう考えている」と認めた。しかし、2年前の車検時に見落としがあったかどうかについては「分からない」と言い男性を怒らせた。

 男性は「北見運輸支局から受けた報告は、あくまで調査の結果ナンバーに不正はなかったということだけ。前回の車検時の見逃しも認めず、その対応にはやはり納得がいかない」と憤る。また「何よりも前後で異なるナンバーが付いた車に乗り、事故も違反もなく過ごしてきたことを考えると本当に恐ろしい。少なくとも前回の車検から2年もの間、私が車両運送法違反者だったことをどう思っているのか、その責任はどう取るつもりなのか。裁判も考えている」と話している。    (公)

 

封印を外して現れたボルト(左)と、

封印を外して現れたボルト(左)と、

封印がないほうのボルト(右)。封印されていたほうは中に水が溜まるなどしていたのか、さびの度合いがかなり異なる。

封印がないほうのボルト(右)。封印されていたほうは中に水が溜まるなどしていたのか、さびの度合いがかなり異なる。