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ヒグマ被害 10月は要注意

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2019/09/24掲載(網走市/社会)

道が秋の特別期間で呼びかけ

 道のまとめたヒグマに関する過去30年のデータによると、ヒグマとの遭遇による死者・負傷者数は4月と10月が最も多かった。道は今月7日から10月31日までを「秋のヒグマ注意特別期間」としており、山菜やキノコ採りなどで入山する際は注意するよう呼びかけている。

死亡・負傷者が最多の時期

網走に出没したクマ(網走市提供)

網走に出没したクマ(網走市提供)

 1989(平成元)年から2019年7月末までのデータによると、道内でのヒグマによる死亡・負傷者の総数は42人。月別でみると、4月と10月が10人と最も多く、5月の6人、9月5人と続く。データからは、春と秋に集中して人身被害が発生していることが分かる。

 ヒグマによる人身被害発生時の被害者の活動内容を見てみると、「山菜・キノコ採り」が最も多く全体(42人)の64%(27人)を占めた。次いで「山林作業」14%(6人)、「農作業」「釣り」5%(いずれも2人)などとなっている。

 過去10年の秋(9~10月)に道内で発生したヒグマによる人身被害は7件(負傷6人、死亡1人)。オホーツク管内では2014(平成26)年9月、滝上町の男性(76歳)が散歩中に襲われて負傷した。

 道は「秋のヒグマ注意特別期間」に合わせ、ポスター掲示やリーフレットの配布などを通じて、注意を呼びかける。

 「あなたとヒグマの共存のために」と題したリーフレットでは、クマとの事故をなくすためにはまず「ヒグマに出会わないこと」とする。〝遭遇防止策〟として、①クマの出没情報を収集②入山した際は音を出しながら歩く③薄暗い時は行動しない④クマの糞や足跡、食跡を見つけたらすぐ引き返す―よう促している。

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 毎年、網走市などにはクマの目撃情報が相次いで寄せられる。オホーツク管内において、秋は山菜、キノコ採りシーズンが本格化する。「私は大丈夫」という過信は禁物だ。ヒグマは有害鳥獣であるため駆除することはできる。しかし、まずはヒグマとの共存をめざすべきで、道も呼びかけているように、入山した際は人間の存在をクマに知らせ、〝クマエリア〟に入ったと思ったときは即座に引き返すなど、機敏な判断が求められる。       (大)