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黒曜石に魅せられて20年

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2019/10/29掲載(北見市/文化)

北見市端野・男性
魅力を伝えていきたい

人・ひと・240度

 北見市在住の男性(61)は、黒曜石(オブシディアン)に魅了されて約20年。「美しい輝きが魅力。握ると癒やされ、パワーも感じます」と話す。

 石器時代には矢じりや刃物として利用された黒曜石。火山岩の一種で、ガラス質を多く含んでいるのが特徴。北海道では「十勝石」として知られており、最近ではオブシディアンの名称でパワーストーンの一つとしても知られている。

 幼い頃は「黒曜石の矢じりを見つけては拾っていた」という中橋さん。約20年前、趣味の釣りで訪れた河原で偶然黒曜石を拾い、子どもの頃の記憶がよみがえった。インターネットで黒曜石を磨いて楽しんでいる人を見つけ「自分も」と取り組み始めたそう。

 原石は、グラインダーで形を整えてから、サンドペーパーで丁寧に手で磨いていく。徐々にサンドペーパーの目を細かくしていき、風景が映り込むほどピカピカ、ツルツルに磨き上げる。表面がなめらかになればなるほど強度も増すという。

 黒曜石といっても種類が豊富で、黒色だけでなく、赤、青、ピンク、シルバーや半透明のものなど、産地によっても変わる。色やもともとの形に合わせて成形し、球体のほか、ハート型やおちょこをはじめ、イヤリングや指輪、ネックレスといったアクセサリーにすることもある。

 「無心に石と向き合って磨くと、石に愛着を感じるんです」。黒曜石の磨き方の指導もしており、講座の生徒の中には「あまりの愛おしさに、自分で磨いた石を握って寝るという人もいるんですよ」と明かす。

 「自分で磨いた石は、世界でただひとつ、自分だけのマイストーンになる。これからも石の魅力を伝えていきたい」と目を輝かせる。(菊)