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網走市が結ぶ協定 2012年度に急増

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2019/12/20掲載(網走市/社会)

1998~2018年度では92件

 網走市が企業などと協定を結ぶケースが近年、増えている。本紙の取材では、1998(平成10)年度から2018年度までに92件の締結事例があり、災害関連が7割ほどを占める。08年以降は大学やスポーツイベント会社などとも協定を結ぶケースが増えており、市には締結団体や協定内容を一元管理する部署を設けることが求められそうだ。          (大)

東日本大震災の翌年、延べ件数の3割占め
団体・内容さまざまも一元管理の部署なく

アールビーズとの締結式(網走市提供)

アールビーズとの締結式(網走市提供)

 自治体と企業、団体などが協定を結ぶことは双方にとってメリットがある。地域の課題を、民間(企業や団体など)のノウハウやマンパワーなどを活用して早期・円滑な解決につなげられる可能性が高まるからだ。

 網走市政を担当する記者は、市との協定締結を取材する機会が近年、〝急増〟していると感じていた。実際にどうなのか調べてみると、2012(平成24)年度から急増していることが分かった。

 急増した背景には、11年3月11日に発生した東日本大震災がある。未曾有の大災害による教訓を踏まえ、災害時に関連する協定の締結を申し出る福祉施設や企業などが相次いだ。

 市との協定締結件数は、12年度だけで29件にのぼる。1998~2019年の延べ件数の3割を占めており、災害時要援護者の避難施設として民間施設を提供する―というのが主な協定内容だ。

 市は民間だけでなく、行政機関と協定を結ぶケースもある。

 ドライブレコーダーの普及に伴い、市は15年に市内廃棄物処理業者、網走署と締結。事件、事故などが発生した際、ごみ収集車などに搭載するドライブレコーダーの画像を有効活用する考えだ。

 水谷洋一市長の1期目就任(11年12月)後に目立つのが、大学やアウトドア総合メーカー、スポーツイベント会社との締結だ。

 11年7月、市は北大公共政策大学院と締結。水谷市長は網走市議時代、同大学院に通っていたことなどを機に協定を結び、協定内容は「政策選択や政策成果の検証・分析」などとなっている。

 同大学院のほかにも、関西学院大学(11年12月締結)や北海道科学大学(14年8月)と締結。地元の東京農大網走は、前市長時代の07年度に協定を結んでいる。

 大学以外では、アウトドア総合メーカーのモンベル(18年4月締結)、網走マラソンの運営を担っている「株式会社アールビーズ」と協定を結び(今年11月28日)、アールビーズは今後、スポーツ振興などに力を貸してくれることになった。

 ―・―・―・―

 市の協定締結件数は100件近くになる。協定先の管理は、協定内容に見合った部署が担い、一元管理している部署はないようだ。

 協定先が増えることにデメリットはないが、役所側で一元管理することで、総合的な見地から協定内容をさらにいかせるかもしれない。