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人口減少社会に“新たな挑戦”

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2020/03/05掲載(網走市/社会)

「第2期総合戦略」素案まとまる

 網走市の水谷洋一市長の主要政策テーマの一つ「人口減少社会への挑戦」を実現させるための施策集「第2期総合戦略」の素案がまとまり、市民に公開されている。素案には、オホーツク産もち麦の消費拡大などが盛り込まれているものの、目新しい施策は少ない。第2期の戦略期間は2020年度から24年度までとなっており、水谷市長にとっての“新たな挑戦”がもうすぐ始まる。

地場産もち麦の消費拡大など
1期とほぼ同じ5つの目標を柱に

 水谷市長(現在3期目)は就任2期目からの主要政策テーマに「人口減少社会の挑戦」または「(人口減少の)インパクトの緩和」を掲げる。

 総合戦略は、安倍政権の看板政策の一つ。自治体で策定した戦略に対して、関連する交付金を配分し、人口減少に歯止めをかける狙いだ。

 網走市の第2期戦略は、2040年までに人口3万2900人(19年1月末の人口は3万4988人)を確保するための5つの目標からなる。第1期の戦略目標とほぼ同じで、「雇用の場の創出」「交流人口の拡大」「結婚・出産・子育て環境の充実」「東京農大、日体大と連携した人材育成」「共生型地域社会づくり」が柱になっている。

 5つの目標についての具体的な取り組みの一つ「地域産業の競争力強化」では、オホーツク産機能性もち麦の国内消費を、5年後までに年間10㌧に増やす。また、網走を特産地にするらしいが、戦略には具体的数値を示していない。

 「就労機会の拡充」では、市と網走商工会議所が支援した企業・創業数を5年間で10社にする。また、網走に定住する地域おこし協力隊員数を5年間で5人にする。

 日体大附属高等支援学校との連携では、卒業生の市内就職者を5年間で15人にする目標を立てた。同校は今月、初めての卒業生を輩出することになり、市内就職者が何人なのか注目される。

 雇用の場の拡充や地域経済の活性化に即効性のある観光振興については、5年後までに年間入り込みを199万人、宿泊数を46万人にする。ただ、この目標値から弾き出した「宿泊率」は23.1%で、基準値(2018年度実績)の24.01%を下回る数値設定となっている。

 素案の内容は、市のHPで公開。市は市民の意見を踏まえた上で、今年度内の策定をめざす。

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 総合戦略は、網走市の人口減少ペースに歯止めるをかけるための核となる施策集である。

 1期戦略の結果検証を踏まえた上での“教訓”を、第2期戦略にどのように反映させ、推進していくのか-。水谷市長の舵取りに期待がかかる。  (大)