置戸町の簡易水道再編推進事業…
置戸町の簡易水道再編推進事業…
2020/03/19掲載(置戸町/社会)
本年度で完了
27日に予定のセレモニーは中止
施設を改修、統合し一本化
置戸町が2013年度から約32億円を投じ、進めてきた町簡易水道再編推進事業が本年度で完了する。27日(金)に予定していたセレモニーは中止になった。
町内の水道事業は各地区ごとに整備が進み、置戸、勝山、秋田の各地区で簡易水道事業を行っている。
給水人口が最も多い置戸地区は三の沢を水源としているが、浄水場、配水池の施設の老朽化が進んでいる。秋田と勝山では雨で水が濁ったり、畜舎洗浄などで水の供給能力を超え、置戸地区からタンク車で水を運ぶことがあるという。
町は施設を改修、統合して一本化することで効率的な管理を図ろうと事業計画を策定。浄水場や配水池の施設改修、導水管の交換と増設、加圧・送水ポンプの整備などを進めた。
事業の完了を祝い27日にテープカットなどのセレモニーを予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止した。(成)