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置戸中学校に震災語り部

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2020/08/13掲載(置戸町/教育)

非常時は「察する力」を

 東日本大震災の被災地を含む東北地方の修学旅行を取り入れている置戸中学校(石原邦彦校長)で3日、宮城県東松島市で被災経験をもつ震災語り部を招いた修学旅行の事前学習が行われた。年齢が近い十代の語り部が話す「私のような経験をしてほしくない」という講演に、同校3年生が真剣に聞き入った。

3年生が同じ十代の声に耳傾け
修学旅行の事前学習
「大切に生きて」と

 2011年3月11日、東松島市立大曲小学校4年だった生徒(19)は学校で理科の授業中に被災した。生々しい当日の様子を話し「生き残ったことの罪悪感から以前はしゃべれなかった。でも皆さんに自分と同じ後悔をしてほしくない。自分の心の整理でもある」と語り部活動を始めた動機を語った。

 避難所運営組織図を例に「中学生は一番上のリーダーにはなれないかもしれない。でも難しいことはできなくても学校での役割分担のようなことならできるかもしれない」として「誰かのために考えて動くことが災害の時には大事。『察する力』を」とアドバイスした。

 同校では昨年、段ボールベッドの組み立てや炊き出し体験など一日防災学校を開催。石原校長の「同じ年代の被災者の声に耳を傾けることが大事」という要請に応じ今回、最年少語り部の来校が実現。生徒は「今日の話を記憶の引き出しに入れていつか思い出したり、誰かに話したりして」とお願いし「亡くなった方々が生きたかった今の時間を大切に」と中学生に向けてメッセージを送った。

 受講後、3年女子生徒は「今日の話を忘れないよう、9月の修学旅行の時に思い出して現地を見たい」と感想を語った。(寒)