新首相様へ ㊤
新首相様へ ㊤
みんなの声
体調不良で急きょ辞任が決定した安倍晋三首相に代わり、新たな首相に国の舵取りがゆだねられることになります。新型コロナウイルスをはじめ様々な課題が山積する中、「新首相に期待すること」について市民の声を聞きました。
明るい未来を望む
子育て施策 充実を
地域格差なく
子育て中なので子育て施策の充実に期待しています。子どもの医療費の無料化はいろんな自治体で取り入れられていますが、全国一律、18歳まで医療費を全額助成するなど、子育てに地域格差が出ないようにしてほしいです。
また、安倍政権では「女性活躍」がうたわれていましたが、育児における男性活躍が進む社会づくりをすすめてほしいです。育児休業をしっかり取れる男性はまだまだ少ないと思うのですが…。
(北見市、30代・女性)
子ども達に将来を
未踏の政策期待
新型コロナウイルスへの対応はもちろんですが、私は小中学生の子どもがいて子育て中なので、子育て施策に力を入れてほしいと願っています。
子どもの数が減っているため、自分が子どもだった頃と比べて学校数や学級数が大幅に少なくなっています。子ども達が高校入試を迎える時、選択肢が少なくなっているのではと不安でなりません。
少子化に歯止めがかからなければ、老後も心配です。このままでは、子ども達の世代に大きな負担を強いる社会になってしまうのではないでしょうか。
これから結婚・出産を迎える世代のため、今までになかったような政策があればいいなと思っています。
(北見市、40代・女性)
少子高齢化対策を
新首相には、少子高齢化問題に取り組んでいただきたいと思います。新型コロナウイルスの影響で医療問題や経済問題が大きく取りざたされていますが、少子高齢化はこの先もずっと続く長期的な問題です。
都会に住んでいる人は実感が薄いようですが、私たち地方の住民は人口がどんどん減り、町が寂れていくのを実感しています。私が子どものころに比べると、まちの活気がすっかり失われてしまいました。安心して結婚、子育てをし、将来に希望が持てるような政策をお願いします。
(北見市、50代・女性)
中継ぎでも長期展望を
今度決まる新しい首相は来年秋までの“つなぎ役”になるかもしれませんが、向こう1年間は今後の日本にとって非常に重要な1年になると思います。新首相には、この激動の時期に道を誤ることなく国民を導いてもらいたいと切に願います。
当面の課題として新型コロナウイルスの蔓延とそれに伴う経済の悪化、米中を中心とする国際情勢の緊迫化への対応が挙げられます。私が特に心配しているのは外交です。米国を中心とする陣営と中国を中心とする陣営の2局化が進んでおり、日本もこの先、大きな選択を迫られる場面が想定されます。
新たな首相にはぜひ、目先の損得や派閥の力学ではなく、長期的な国益を優先して判断をしてほしいと思います。
(北見市、60代・男性)
国民、特に弱者を守って
国民をしっかり守っていただきたいという思いです。
私は現在90代の親を介護していますが、介護は本当に大変です。そういう年寄りや子どもなど、弱者に目を向け、子育て、福祉を充実させてもらえるように期待したいです。
また、私は長年とある文化活動に参加しています。文化的な活動にも光が当たり、支援してもらえるようになったらいいなと思います。
(北見市、60代・女性)
災害に強い国づくりを
北見は災害が少ないまち-と言われていますが、ここ数年、毎年のように「100年に一度」と呼ばれるような甚大な被害の災害が日本各地で発生しているのをニュースで見ていると、やはり災害への備えは大切に感じています。
改良復旧など被害を最小化させるための対策を総合的に取り組んだり、被災地支援も迅速に行えるような仕組みづくりに努め、災害に強い国づくりを進めていってほしいです。それと同時に実際の災害対応にあたる自治体を支えるためにも、地方創生の成果を出してほしいです。
(北見市、70代・男性)