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2020/09/16掲載(北見市/社会・本誌連載)

北見地区消防組合「9の日講習」

 北見地区消防組合は毎月9日、北見市寿町の同組合本部で市民を対象に「9の日講習」と題した普通救命講習を開催している。新型コロナウイルス感染防止策を取り入れた心肺蘇生法を実技で伝え、コロナ禍においても早期の救命処置が大切なことを啓発している。

感染予防策取り入れ心肺蘇生法
人工呼吸せず、胸骨圧迫に集中
救える命に「勇気もって」
次回は10月9日に

 講師は同組合消防署の救急隊員。前半の座学(講義)では、昨年同組合管内で心肺停止のため救急搬送した数は174件で「このうち救急隊が到着するまでに一般市民がAEDを用意していたのは8件、実際に装着したのは3件だった」と報告。「そばにいるあなたしか救えない命がある」として「知識だけではダメ。勇気をもって救って」と呼び掛けた。

 「救急の日」の9月9日の講習会に参加したのは、会場の広さからみて、ちょうど良いくらいの12人。本紙の問い掛けに参加した30代の女性は「先日倒れている人を見かけたが、車を運転中だったこともあって通り過ぎてしまい後悔が残っている」と語り「子ども向けの救急法も知りたくて」と受講理由を述べた。

 コロナ対策として、講義は長テーブルに1人ずつ着席し、実技は2班に分け、実際に行うのは1人ずつ。「密集」「密接」「密閉」の3密を避け、2回の休憩中は窓と扉を開け、外気を取り込んだ。

 また実技では、もしもの感染防止のため、傷病者(体験用人形)の口をタオルやマスクで覆い(写真上)、人工呼吸は行わず、胸骨圧迫に集中(写真下)。1人の実技体験が終了するごとに人形を消毒液で拭った。真剣に胸骨圧迫を続けると汗だくに。講師は「実際の場面では、できるだけ多くの人を呼んで無理なく交代で」と話した。

 参加した50代の男性は「20年ほど前に受講したことがあるが、その頃はまだAEDの操作はなかった。万が一の際には使えるように」と話し、熱心に受講していた。

 次回は10月9日午後6時から。そのほか事業所などへの出前講座も受け付ける。問い合わせは救急ワークステーション(0157・33・3733)。 (寒)