訓子府でタイムカプセル開封式
訓子府でタイムカプセル開封式
2020/11/05掲載(訓子府町/社会・行事)
“24年前と再会”喜ぶ
開町100周年・町制施行70年記念
1996(平成8)年の訓子府町開基100年記念事業として、中央公園内に埋設されたタイムカプセルの開封式が10月31日、同公園で行われた。町民が未来の自分へ宛てた手紙など、過去からの贈り物と喜びの再会を果たした。
訓子府町は1897(明治30)年、北光社移民団のうち13戸45人がオロムシに入植し、開拓のくわが下ろされた。開拓直後、野付牛村(現北見市)に属し、1915(大正4)年には野付牛村から分村した置戸村に属した。20年に置戸村から分離独立し、訓子府村がスタートした。町ではこの分村・独立を開町と位置付けている。1951(昭和26)年に町制施行された。
開基100年記念のタイムカプセルには記念事業計画書や住宅地図などの資料、町民書初め大会の作品、町民のメッセージが収納、埋設された。開町100周年・町制施行70年を記念して今年、開封することになっていた。
開封式で菊池一春町長は訓子府の歴史を振り返り「24年前に戻って感慨にふけっていただければ」とあいさつ。昆野範雄さんは自身の書初め作品を手に「盛大に行われた当時の記念行事を思い出します」と話した。 (成)