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伊藤彰規氏個展でギャラリートーク

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2020/11/12掲載(北見市/文化)

北見市在住の画家

ますます無心で遊ぶ
旧友の芥川賞作家招き

 北見市在住の画家・伊藤彰規氏(65)の絵画個展「北のEdgeにて」(6~12日)を開く実行委(林弘堯委員長)は10日、氏と交友のある芥川賞作家・玄侑宗久氏(64)を招き、会場の北網圏北見文化センターでギャラリートークを行った。玄侑氏の質問に答え、伊藤氏は信条の“無心で遊ぶ”を挙げ「北見に帰って来て2年。ますます心を無にして画面に向かっていきたい」と意欲を語った。

 伊藤氏は小樽市生まれで札幌市育ち、小学5年から高卒まで北見で過ごした。多摩美大4年の時に慶応大生の玄侑(当時は橋本)氏と「場末のスナックで出会い、その日のうちに意気投合した」そう。 一方、玄侑氏は42年前に出会った頃「伊藤氏の初期の作風は文学少年っぽかった」。その後に透明感ある絵画から抽象画へと移行した経緯をたずね、伊藤氏は「体内のエネルギーを直接画面にぶつけ、まさしく爆発したかった」と答えた。

 また、ブルーを基調色にすることについて「高校生のとき図書館でゴッホやセザンヌの画集を見て“北見の空”だと思った。その後にパリに行って高校生の頃の感性が間違ってなかったと確信した」。その上で「オホーツクブルーと言うには抵抗ある。北見の空色だ」と解説。伊藤氏は「絵を描くことでより自由でありたい。最近やっと少しそういう風になれた」と振り返った。

 遠く福島県三春町から初めて北見を訪れた玄侑氏は僧侶でもあり、風流、動揺といった言葉の本来の意味を語り「人生予定通り進むと面白くない」と伊藤氏の帰北行動について間接的にエールを送った。

ギャラリートークは伊藤氏の北見北斗高校当時の同級生らが企画し、60人が聞き入った。(寒)