ビデオコンペティションでベスト12に選出
ビデオコンペティションでベスト12に選出
津別のリコーダーグループ「RECつべつ」
津別町内のリコーダー愛好者でつくる「RECつべつ」が、ドイツの作曲家ゼーレン・ジークさんが主催する「ゼーレン・ジークミュージックビデオコンペティション2020」で「ベスト12」に選ばれた。
「アジア圏の応募で最も優秀」と評価
自然のすばらしさも発信できて良かった
コンペティションは、ジークさんの曲のミュージックビデオの出来栄えを競うコンクール。今回は18カ国から39組の応募があった。
RECは、今年3月に予定されていた全日本リコーダーコンテストの出場権を獲得。コンテストではジークさんの「アフリカ組曲第15番」の演奏を予定していた。
しかし、新型コロナウイルスの影響でコンテストは中止に。大舞台で演奏する機会は失われたが、ジークさんのコンペティションが「この曲でチャレンジできる絶好の機会」と、9月に本格的に練習を再開した。
ビデオの制作は、町内の道東テレビに依頼。津別の自然を世界に発信しようと、18人が録音に参加。演奏風景は上里のノンノの森で撮影し、ビデオには町内の写真家・野宮貞市さんが撮影した風景も織り交ぜた。
また演奏には、津別駐在所長がパーカッションで参加。演奏にアフリカのエッセンスを加えた。
ジークさんから直接、結果が届き「演奏と録音のクオリティを楽しめた。北海道の景色にも感動した。ドラムも雰囲気をつくっていた。アジアからの応募で最も優秀だった」などと評価された。
代表は「コンテスト中止でこの曲を皆で演奏する機会がなくなったと思っていたのでうれしい。町内の方達の協力のお陰で制作できた。演奏を直接、ジークさんに聞いてもらえたことに加え、リコーダーを楽しんでいること、津別の自然のすばらしさを発信できて良かった」と話している。
RECのビデオは動画投稿サイトYouTubeで見ることができる。 (浩)