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連載 鼻呼吸してますか? (5)

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2020/12/04掲載(その他/社会・本誌連載)

小児歯科専門医 今井香先生が解説
きれいな噛み合わせには

赤ちゃんのときから成長に合った姿勢を

~あらすじ~

 「鼻呼吸」をするには食事中などの「姿勢」が大事で、よい姿勢を保つためには物を食べるときの「すり潰し食べ」が重要になります。「すり潰し食べ」はきれいな噛み合わせにつながり、そのためには赤ちゃんの時から「O型の上あご」にするための取り組みが必要になります

 ~・~・~・~

 今回は、きれいな噛み合わせとなる「O型の上あご」となるためのポイントを紹介します。次のようなことが大きく関わっています。

(1)舌の運動

(2)顔の筋肉の動き

(3)鼻呼吸

(4)姿勢


【解説】

  (1)~ (3)は姿勢によって左右されるので、背骨の適正な彎(わん)曲=正しい姿勢になるよう育て、維持することは美しく機能的なお口を育てる事といえます。この姿勢作りは子どもが生まれたときから始まっています。

 ヒトはお母さんのお腹の中ではまるい姿勢で過ごします。この時の背骨はCカーブです。筋力が未発達で生まれてくる赤ちゃんは首がすわるまでは、このCカーブを保つ抱き方をして首と背中の緊張を緩和してあげます。

 背中に緊張があると首が反り顎は引けない状態になります。成人でも首を後ろにそらせたままでは舌を上あごにつけての鼻呼吸ができなくなったり、飲み込みがうまくできませんよね。お口の機能は筋力の発達に合った姿勢をつくることから始まります。

 首がすわる時期に首の骨(頸椎)、歩き始める時期に腰の骨(腰椎)に前カーブができ、筋力の動きに合わせて背骨(脊柱)の形はS字状カーブ(整理的彎曲)に近づきます、13歳ころにS字状の脊柱彎曲が完成すると言われています。

 発育のそれぞれの段階で重力に負けない筋力を付け、首、腰の順で背骨の彎曲ができてくると「すり潰し食べ」ができる、バランスの取れた舌と下あごの位置を獲得します。

 きれいなS字彎曲で立ち・歩き・座れることは、お口の形態を維持することにつながっているのです。