特殊詐欺被害を防ぎ感謝状
特殊詐欺被害を防ぎ感謝状
2020/12/19掲載(北見市/社会)
北見警察署が3人に贈る
特殊詐欺被害を未然に防いだとして北見警察署は15日、北見美芳郵便局の24歳男性、北見春光郵便局の27歳女性、ローソン北見常盤町三丁目店の53歳女性にそれぞれ感謝状を贈った。北見交通安全研修センターで贈呈式が行われ、伊藤史署長から感謝状が手渡された。
美芳郵便局男性は10月9日、兼務している北見春光郵便局の窓口を訪れた70代の男性の為替証書での支払い金額を不審に思い、春光郵便局女性に相談。男性が手にしていた自動翻訳と見られる不自然な内容の手紙が決め手になり、警察に通報した。
ローソン女性は同31日、来店した30代の女性にプリペイドカードの種類を聞かれたことに疑問を感じ、送られてきたメールを確認し、警察に連絡した。
伊藤署長は「被害者となりうる方と直に接する皆様は、最後の砦。引き続きお力添えをお願いします」と3人に感謝の言葉を述べた。
美芳郵便局男性は「詐欺を未然に防げて、誇らしい気持ちです」、春光郵便局女性は「よりいっそう気を引き締めてやっていきたい」、ローソン女性は「お客様の表情を見ることが大切。当たり前のことをしただけです」とそれぞれ話した。 (菊)