コロナ禍 10代の声
コロナ禍 10代の声
2021/01/05掲載(北見市/社会)
北見医師会看護専門学校1年 女子学生
卒業・入学式が中止…一人前の看護師目指す
昨年は高校の卒業式、専門学校の入学式が中止になり、専門学校は通学し始めてから1週間ほどでオンライン授業になるなど大変な1年でした。
私は外出するのが好きなのですが、自粛期間中は外にも出られず、気分転換もしにくい状態でした。クラスメートと仲良くなる時間もなく、勉強も難しかったので精神的につらい時期でしたね。
自宅では、動画視聴サイトを見ながら運動をしたり、好きなアーティストの音楽を聴くのが楽しみでした。
5月に分散登校が始まり、6月には通常登校になりました。7月に行われた医療機関での実習では、学校では学べないことを、現場のスタッフさんや患者さんから色々と学ぶことができました。患者さんが、困っていることなどを優しく伝えてくれて嬉しかったです。
私の母も看護師です。私が看護師を目指したきっかけは、妹が骨折して母が勤務する病院に入院したこと。働く母の姿を間近で見て、大変だけど、やりがいのある仕事だと感じました。おじいさんやおばあさんとお話をするのも大好きなので、看護師の道を目指すことにしました。
今年1月には2回目の実習が予定されています。前回とは別の病院なので、新しいことを吸収したいと思います。将来は周りをよく見て、てきぱきと行動でき、話しかけやすい看護師になることが目標です。 (柏)